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橋下分析/橋下知事の問題点を突く 番外編 性犯罪者居住地届出条例-ナチズムと通底

番外編 性犯罪者居住地届出条例-ナチズムと通底

 橋下知事は、未成年者への性犯罪で服役後に出所した人に対し、居住地や連絡先の届け出を求める条例の制定を検討していることを明らかにしたという(9月6日付朝日新聞夕刊)。再犯率が高いことから、刑期満了で出所した人の居住地も把握しておこうということである。 しかし、服役後に出所した者は、刑の執行を終えているのである。刑法上の罪を償っている。そして出所後は一般人なのである。

 再犯を防ぐためには、入所中の教育が重要であるといわれる。また、出所後の社会の受け入れ態勢がなければ、その「更生教育」も絵に描いた餅にすぎない。これらのことについて橋下知事はどのような政策をもっているのか明らかでない。再犯防止政策を抜きにして、刑期を終えた人の居所だけを把握する条例とは何なのか、その背後に橋下知事の危険な思想が見え隠れする。

 ナチスはユダヤ人の絶滅を唱道・実行したが、同時に「ドイツ人の血の純化」計画を実行した。この「ドイツ人の血の純化」計画について、ノイマンは次のように説明する。

 
 必要な数だけの北欧人種の繁殖を確保するために、予防的措置が立法化されている(「ドイツ民族の遺伝の健全を保護するための法律」1933年7月14日)。

 もっと重要なことは、肉体的、生物学的に好ましくない人々の間の生殖を阻止する目的で設けられた立法措置である。すなわち、常習犯の去勢と遺伝的劣等人の不妊化である。「常習犯」という規定は、21歳以上のもので、性犯罪で6ヶ月以上の服役を2度言い渡されたことのある者、あるいは、性的欲望を刺激し、あるいは満足させるために、殺人または故殺を犯したかどで罪を言い渡されたもの、に適用される。

 優性立法の基本法規は、「遺伝病児の出生阻止に関する法律」である。その法律によれば、(1)遺伝的知的障がい (2)統合失調症 (3)躁うつ病 (4)遺伝的てんかん (5)ハンチントン舞踏病 (6)遺伝的視覚障がい (7)遺伝的聴覚障がい (8)異常な奇形の場合には断種が認められる。 ドイツ警察長官でかつS・Sの指導者であるヒムラーは、この戦争中だけでこれまでに約5万人の精神障がい者にこの法律を適用するように命じたということである。

(フランツ・ノイマン著「ビヒモス」102頁)

(この引用文中には差別語・差別表現があるため、該当部分は筆者の責任で原文を訳した)

 
 橋下知事の性犯罪者居住地届出条例は性犯罪の再犯防止という名目があるとしても、その考え方にはナチズムと通底するものがあることを見ておかなければならない。    

 *S・Sとは親衛隊のこと

大阪教育合同労働組合HPより)

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