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労働情報連載エッセイ②「一人遵法闘争」で思うこと

 大阪全労協青年部が寄稿している、労働情報「連載 若者が変える 若者と考える」
第2弾をご紹介します。

「一人遵法闘争」で思うこと

 昨今はどこの労働現場もそうなんでしょうが、ご多分に漏れず学校という職場も、最低基準である労働基準法が守られていません。

 まず、休憩時間がない。一応15:30~16:15ではあるなのですが、取れた試しがありません。取ろうとしても、休憩時間に平気で会議が平気で設定されるんです。ています。校長&教頭に「休憩時間になんで会議を入れるの?休憩時間に働かせるなんて違法ですっ!」と詰め寄っても、「おっしゃるとおりです…スミマセン。でも、他に時間もないし、本当に申し訳ない…、みなさんに協力をお願いしています」などと言い訳のみで、何の解決にもなりません。

 休憩時間がこんな状態では、もちろん時間外労働も横行しまくりです。そんな状況を打破すべく中、せめて始めと終わり、つまり勤務開始と終了だけでも時間通りにしようと思い立ち、今年度から、朝は勤務開始の8:30ギリギリ出勤、17:00ぴったり帰宅というのを実行し始めました。休憩時間はともかく、まずは勤務の前と後ろに働かんとこう!と。せっかくやるなら、アピールしたほうが良いと思い、朝は8:25に職員室の扉を開けると同時に、できるだけデカイ声で「おはようございま~す!」と叫び(もう、この時点で他の職員はフル稼働)、帰りは17:00過ぎに「お先に失礼しま~す!」(このとき、まだまだみなさん仕事モード)とやっています。

 結果、それまで、疲れを引きずったまま日々の仕事をこなしていたのが、家で趣味をしたり、睡眠時間も長めに取れたりで、心身ともに調子がよく良くなり、仕事にも良い影響で、おまけに組合活動の時間も確保でき、良いことずくめ!

 しかし、一方で、限界をも感じてきています。

 私自身がいくら良くなっても、他の人は当たり前のように17:00過ぎてから仕事をするので、職場状況は一向に変わらない。つい先日は17:00過ぎた時間に会議が入り、ホントたまげました。17:00過ぎて働くのが当たり前の環境があるからこそ、平気で会議が入るワケです。

 私は、ことあるごとに「時間外労働を強制するな」と管理職に要求しています。ですから、会議が長引いて17:00を過ぎれば、一応「時間外ですので、お帰りの方はどうぞ…」などと管理職が言うには言うのですが、参加せざるを得ない雰囲気満載です。全員が17:00帰りを意識して働いていたら、絶対にこうはならないはず。私一人が勤務時間通りに働いていても、結局「一人遵法闘争」が続いているだけ。もう、イラッっとくるやら無力感やら。

 結局、仲間を増やしていくしかないんやなぁ~、って労働運動の原点みたいな所に思考は戻るのだけれど、そのつながるべき同僚の中でも、私と同年代である20代~30代前半の若者という枠にくくられる人たちの方が、長時間勤務の傾向があって、どうしたら、彼ら彼女らとつながっていけるのか…と、頭を悩まし、模索する今日この頃。

(労働情報853号 2012年12月15日発行)

井澤絵梨子
大阪市立小学校教員 大阪教育合同労働組合執行委員
新任1年目で免職(解雇)となるが、5年にわたる解雇撤回闘争に勝利、復職3年目を迎える。

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